クーベルチュールチョコレートとは、お菓子作りに使うチョコレート。
バレンタインのときに耳にすることも多いですよね!
でも、クーベルチュールチョコレートって市販のチョコと何が違うんでしょうか?
例えばこのクーベルチュールチョコ、そのまま食べることはできる?
そこで、今回は
- クーベルチュールチョコはそのまま食べることはできるの?
- 市販のチョコレートとの違いはなに?
など、そんな疑問にお答えします。
さらに、おいしいクーベルチュールチョコも紹介していきますよ♪
クーベルチュールチョコはそのまま食べるのは大丈夫

結論から言いますと、クーベルチュールチョコはそのまま食べるのは大丈夫です!
クーベルチュールチョコは「お菓子作り専用のチョコじゃないの?」と思いますよね。
そもそもクーベルチュールチョコとは何かというと、チョコレートの中に含まれるカカオバターという成分の含有量が高いものを差します。
国際規格(CODEX国際規格)では「総カカオ固形分35%以上、カカオバターを31%以上、無脂カカオ固形分2.5%以上、カカオバター以外の代用油脂は使用不可」が義務付けられています。
https://www.cotta.jp/special/event/valentine/chocolate.php#4846
世界ではこのような基準が設けられていますが、日本の中では規定はありません。
カカオマス、ココアパウダー、ココアバター、砂糖などといったチョコレートの基本的な材料で作られているお菓子作り用のチョコレートのことをクーベルチュールチョコレートということもあります。
クーベルチュールチョコを簡単にまとめると、「余計なものが入っていない、カカオバターの純度が高いシンプルで上質なチョコレート」といったところ^^
クーベルチュールチョコレートがお菓子用と言われるのはなぜ?
なぜこのクーベルチュールチョコが「お菓子作り用のチョコレート」と呼ばれているかというと、カカオバターといった油脂分がたくさん含まれていることで滑らかさがあります。
なので、チョコレートのお菓子作りには欠かせないテンパリング(チョコレートを溶かして温度調整すること)がやりやすいのです。
またカカオの風味が強いので、できたお菓子が香りよく、よりおいしいものになるという利点もあります。
以上のことから、クーベルチュールチョコは「お菓子作り用のチョコレート」と呼ばれているんですね♪
クーベルチュールチョコレートはそのまま食べてもおいしい
そんなクーベルチュールチョコですが、シンプルな材料でできている上質なチョコレートですから、もちろんそのまま食べてもおいしいんです♪
私も以前バレンタインの時期に手作りしようと思ってクーベルチュールチョコを買ってきたことがあります。
たくさん買ってきたのでちょっとだけ味見しようとつまんだのですが、これがまたおいしいんですよね~!
余計なものが入ってないのでカカオそのままの味を楽しめますし、今までに食べたことがない素朴な感じにはまってしまってついつい食べ過ぎてしまったほどです◎
市販のチョコとの違い
市販のチョコレートはそのまま食べてもおいしいように、味付けや加工がされているものがほとんどです。
カカオバターも高価なのでほかの油脂で代用していたり、香料で香りをつけていたり。
なので市販のチョコレートに慣れていると、最初はクーベルチュールチョコを食べて少し驚くかもしれません。
しかし、カカオ本来の味や香りを楽しむのにクーベルチュールチョコはぴったりなので、ぜひ一度そのまま食べてチョコレートを味わってみてください♪
そのまま食べてもおいしいと評判のクーベルチュールチョコ3選!

ここでは「そのまま食べてもおいしい」と評判のクーベルチュールチョコをご紹介したいと思います。
ベリーズ クーベルチュール ダークチョコレート 52%
原材料は砂糖・カカオマス・カカオバター・香料のみといったシンプルなクーベルチュールチョコです。
香料には天然のバニラビーンズを使用しているので、カカオ本来の風味を邪魔することはありません。
このクーベルチュールチョコレートはカカオ豆の含有率が52%なので、苦すぎることもなくクセもないのでお菓子作りにはもちろんそのまま食べてもおいしいクーベルチュールチョコレートになっています♪
チュールチョコ
エキストラダークチョコレート 70% バンホーテン
ココアで有名なバンホーテンのクーベルチュールチョコです。
こちらはカカオ含有率70%のダークチョコレートで、カカオの華やかな香りがいつまでも口に残るような上品な味わいに仕上がっています。
甘さは弱くすっきりとした味わいで、美容と健康のために食べるのもおすすめです◎
バンホーテン
ヴァローナ チョコレート フェーブ型 EQUATORIALE NOIRE エクアトリアル ノワール 55%
ヴァローナは世界各地にある契約農園と自社農園でカカオの品質管理をしている、チョコレートのトップブランドです。
こちらはカカオ含有率55%。
バランスの取れたまろやかな甘さはお菓子作りにだけでなく、そのまま食べてもくちどけがよくおいしいと評判です。
一口サイズのフェーブ(コイン状)型なので食べやすいのもいいですね!
フェーブ型
今回は楽天で手軽に買うことのできるものを選んでみました。
いろんな味わいのあるクーベルチュールチョコをそのまま食べるもよし、お菓子作りに活用するもよし、いろいろ試してみてくださいね♪
クーベルチュールチョコレートはどこで買える?探し回ってわかった入手先まとめ
はじめに|スーパーを三軒はしごして全部空振りだった
お菓子作りにはまり始めたころ、レシピに「クーベルチュールチョコレート使用」と書いてあるのを見て、とりあえず近所のスーパーに行きました。
お菓子売り場、製菓材料コーナー、輸入食品コーナーと一通り見て回ったけど見つからない。板チョコとチョコチップしかない。そのスーパーがたまたまなのかと思って、別のスーパーにも行きました。やっぱりない。三軒目も同じでした。
その日は諦めて板チョコを買って帰りましたが、なんか悔しくてその夜にいろいろ調べました。調べてわかったのは、クーベルチュールはそもそもスーパーにはあまり置いていないということで、最初からそれを知っていれば三軒もはしごしなかったのにという気持ちになりました。
どこで買えるかわからなくて困っている人向けに、自分が調べて実際に買ってみてわかったことを書きます。
クーベルチュールチョコレートって普通のチョコと何が違うのか
溶けやすさと仕上がりが全然違った
最初はよくわかっていなくて、板チョコの高級版くらいのイメージを持っていました。
実際に使ってみてわかったのは、溶け方がスムーズなこととテンパリングしたときのツヤが全然違うということです。板チョコでコーティングしたときとクーベルチュールを使ったときで、見た目の仕上がりが明らかに違いました。口に入れたときの溶け方も違う。同じレシピで作ったのに結果が違うのが最初は不思議でしたが、材料の差だったということです。
カカオバターの含有量が高いので溶けやすく、製菓に向いた特性があるとあとから知りました。知識より先に体感で違いがわかったので、なるほどこういうことかという感じでした。
プロ向けの材料だからスーパーにない
スーパーで見つからなかった理由がこれです。
もともとパティシエやショコラティエが使うプロ向けの材料として作られているものが多いので、一般のスーパーの製菓コーナーには置いていないことがほとんどです。知らないと普通にスーパーを探しに行ってしまいます。自分がそうでした。
実際に買えた場所と買えなかった場所
富澤商店|一番確実だった
製菓材料の専門店として名前をよく聞く富澤商店、実店舗に行ってみました。
入った瞬間に種類の多さに少し圧倒されました。ダーク、ミルク、ホワイトと種類が分かれているだけじゃなくて、同じダークでもカカオ分が違うものが何種類も並んでいる。最初は何を選べばいいかわからなくて、スタンダードなダークをとりあえず買いました。
店員さんに聞いたら用途に合わせてアドバイスしてもらえたので、初めて行くときは迷ったら聞くのが早いです。チョコレート以外の製菓材料もまとめて揃えられるので、足を運ぶ価値はあります。全国に実店舗がありますが、都市部以外は少ないのでまず近くにあるか確認する必要があります。
業務スーパー|置いてある店舗とない店舗がある
正直期待していなかったのですが、近所の業務スーパーに製菓用チョコレートが置いてありました。
全店舗にあるわけではないようで、同じチェーンでも店舗によって品揃えが違います。置いてある場合は大容量のものが安く手に入るので、よく使う人にとってはコスパがいい選択肢になります。ブランドの種類は多くないですが、価格は専門店より抑えめです。
近くに業務スーパーがある場合は一度確認してみる価値はあります。なかった場合はそれまでですが、あったらラッキーくらいの気持ちで寄ってみてください。
カルディ|店舗によってムラがある
カルディにも製菓用チョコレートが置いてあることがあります。
輸入食材を扱っているので海外ブランドのものが見つかることがあって、実際に自分も一度カルディで買いました。ただ毎回同じものが置いてあるわけじゃなくて、行くたびに品揃えが変わっていることがあります。食べるためのチョコレートと製菓用が混在していることもあるので、パッケージをよく見て確認する必要があります。
確実に手に入れたい場合はカルディだけを目当てにするより、他の手段と組み合わせた方がいいです。
ネット通販|今は一番よく使っている
住んでいる場所に関係なく手に入れられるのが一番の強みです。
AmazonやRakutenでも買えますが、cottaやcuocaといった製菓材料専門のオンラインショップの方が種類が豊富で価格も安定していました。レビューも参考にしながら選べるので、初めて試すブランドを選ぶときに助かります。
送料がかかるので一回の注文でまとめて買う方がコスパがよくなります。よく作る時期は月に一回まとめて注文するようにしてからかなり楽になりました。今は実店舗よりネット通販を使う頻度の方が高いです。
百貨店の製菓コーナー|あることはある
百貨店の地下や製菓用品コーナーに製菓材料を扱っている売り場がある場合があります。
行ったことがありますが、品揃えは専門店ほど多くなかったです。有名ブランドのものが数種類置いてある感じで、選択肢が多いわけではありませんでした。値段も専門店やネット通販と比べて少し高めな印象がありました。わざわざここだけを目当てに行くほどではないかもしれないけど、百貨店に行く用事があるついでに確認してみるくらいはいいと思います。
実際に使ってみたブランドの話
ヴァローナ
フランスのブランドで製菓の世界では定番として名前が出てきます。
専門店で勧められて初めて買いました。値段はけっこうします。でも溶け方がスムーズでテンパリングがやりやすかったし、風味が全然違いました。このチョコレートを使って作ったトリュフは今まで作った中で一番よくできた気がしています。毎回使うには値段がネックですが、誰かにプレゼントするものを作るときや気合いを入れたいときに使っています。
カレボー
ベルギーのブランドで業務用としてよく使われているメーカーです。
ヴァローナより価格が抑えめで、大容量のものも手に入りやすいです。使い勝手がよくてクセが少ない印象で、日常的に使うチョコレートとして今一番頻繁に使っているのがこれです。ネット通販でも手に入りやすくて、まとめ買いしやすいのも助かっています。
国内ブランドのもの
明治などの国内メーカーでも製菓向けのチョコレートを出しています。
輸入ブランドより手に入りやすく価格も抑えめなので、クーベルチュールを初めて試すときの入門として使いやすいと思います。スーパーでも製菓コーナーが充実している店舗なら見かけることがあります。
買うときに自分が確認していること
カカオ分の数字を見る
同じダークチョコレートでもカカオ分が55パーセントのものと70パーセントのものでは甘さと風味がかなり違います。
レシピにカカオ分の指定がある場合はそれに合わせて選びます。指定がない場合はまず60パーセント前後のものから試すのが使いやすいと思います。苦味が強いものが好きなら70パーセント以上を選ぶといいです。自分の好みと作るものに合わせて選ぶようになるまで少し時間がかかりました。
保存方法を間違えない
最初のころ、開封したチョコレートをそのまま常温で置いていたら白く変色しました。
ブルーム現象というもので、温度変化や湿気で脂肪や糖が表面に出てくる現象です。食べられないわけじゃないですが見た目がよくないし、風味も落ちます。開封後は密閉して冷暗所に保存する、冷蔵庫に入れる場合は取り出した後に結露しないよう室温に戻してから使う、これを守るようにしてから変色させることがなくなりました。
まとめ
クーベルチュールチョコレートはスーパーではほとんど手に入りません。
富澤商店などの製菓材料専門店が確実で、近くに実店舗がない場合はcottaやcuocaのオンラインショップが便利です。業務スーパーやカルディも店舗によっては置いてあるので確認してみる価値はあります。初めてのうちは少量から試して、自分の作るものに合うブランドを見つけていくのが一番だと思います。
最初にスーパーを三軒はしごして空振りだったあの日のことを思うと、最初からこういう情報があれば無駄な時間を使わなかったのにとは思います。でもその経験があったから今こうしてまとめられているので、まあよかったといえばよかったです。
はじめてクーベルチュールを使って作ったお菓子が思っていたより全然おいしくできたとき、材料って大事なんだなとシンプルに思いました。同じレシピ、同じ手順でも使う材料で結果が変わる。それがわかってからお菓子作りがさらに楽しくなった気がします。
まずは一度試してみてください。板チョコとは違う仕上がりに、たぶん驚くと思います。
※この記事は個人の体験と感想をもとに書いています。店舗によって取り扱い状況が異なる場合があります。最新の在庫状況は各店舗に直接ご確認ください。
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